どこにあるの??

昔の写真かなんかあるといいかもしれない。


多摩川と秋川に挟まれた秋留台台地の大岳 山から流れ出る尾根が台地に沈む一角に、 横沢入はあります。

 JR五日市線の武蔵五日市 駅武蔵増戸駅の中間に位置し、 武蔵増戸 駅からは徒歩約20分。近くにはサマーランド、 五日市C.C.などのレジャー施設もあり 夏など は、近くの多摩川の河川敷にバーベキューな どの川遊びをする人たちで賑わうところの近く です。 また、この北側には、ゴミ焼却場問題で 有名な日の出処分場・平井川などもあります。  

 面積は65ha。標高270から310mの山々に 囲まれ、七つの谷戸のせせらぎが 中央の湿 地を通り秋川に注ぐ水源地でもあります。五日 市街道を見下ろす古刹大悲願寺 の裏手に当 たる東に唯一の開口部を持つ盆地で、中央の 低地は古来手作業に頼る谷戸田 の後や、湿 地などからなっています。  

 メインの湿地は深い泥田が機械の導入を拒み、今まで手作業がほとんどを占めて いまし た。畦を板で区切った弥生時代を思わせる風景が10年前まであったのです が、後継者難の 中で水田経営を放棄する農家が増え、現在では一件のみが耕作を 続けています。早くに耕 作をやめてしまったところは陸地化が進みヤナギの疎林 となっており、ただの荒れ地といわ れてもしょうがない面はあります。

 周囲の山々は南西のスギ・ヒノキ林の他は雑木林を成し、尾根付近と麓は低山 ながら斜面 が急で五カ所に鎖場があるほど。西の天竺山(331m)から日の出団 地にかけて伊奈石(砂岩 層)が走り、変化の多い山の骨格を造っています。  また、横沢入の入口「東平」で『五領式土器』(4世紀)が出土。横沢入の稲作 の始まりは4世 紀あたりが一つの目安になっています。

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