横沢入の冬


12月
 12月の横沢入りは、とっても静か・・。生き物たちは、それぞれの方法で長い冬を越します。
 卵で越冬するもの、幼虫で越冬するもの、成虫で、水の中で、土にもぐって・・・。
 草むらや落ち葉の下をそーとのぞいてみると・・・いろんな生き物に出会えます。
オオムラサキの幼虫

1月
 寒い冬、元気に活動している生き物たちもいます。鳥や獣たちです。
 林縁でカチカチ騒いでいるのはモズ。冬の間も単独で活動します。群れをつくってチョコチョコ動き回ってるのは、ホオジロやカラの仲間たち。
 雪の残る谷の奥には、いろんな獣たちの足跡が残っています。すぐ目に付くのはノウサギの足跡。テンやキツネの足跡もよく見かけます。
ホオジロ
ノウサギの足跡 エナガ

2月
 2月になると横沢入にも春の気配が近づいてきます。
 晴れた日にあちこちから聞こえてくる「キュルル、キュルル」って声は、ヤマアカガエルの声。夜の産卵へ向けて雄たちが縄張り宣言しています。
 木々の芽も膨らんできました。
 もう春はすぐそこ・・・。
ヤマアカガエルの卵塊

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