そう、オオタカはこんなところにすんでます。
オオタカが餌を採るためには、獲物から身をかくす林と、獲物を追いかけ捕まえる開けた場所が必要です。このことから、オオタカは、広大な森林よりも田んぼや畑のような開けた場所と小さな森林が点々と連なる場所を好んですんでいると考えられています。
米や野菜を作るための田んぼや畑と、落ち葉やマキをとるための雑木林がたくさん集まった里山は、オオタカにとって最高のすみかです。
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日本でオオタカが繁殖しているのは、海岸付近のクロマツの防風林から海抜1,000m前後の樹林まで、アカマツ林、雑木林、カラマツ林など、いろいろな林で繁殖が確認されています。しかし、確認の多くは海抜500m以下で、平地から丘陵地、低山の里山がオオタカのおもな繁殖地と考えられています。
また、営巣環境としては込み入った林より、林内に空間が広がる林を好む傾向があり、放置され荒れた林よりもある程度、人に管理された林で繁殖することが多いようです。
私たち人間が、生活のためにつくりあげてきた里山は、オオタカにとってもとても好いすみかなんですね |
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オオタカがどこにすんでいるかわかったかな?
わかったら次に進もう!!
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参考文献;
『猛禽類保護(もうきんるいほご)の進め方 (特にイヌワシ、クマタカ、オオタカについて)』 環境庁自然保護局野生生物課編発行 財団法人 日本鳥類保護連盟
『図鑑 日本のワシタカ類』 著者 盛岡照明・叶内拓哉・川田隆・山形則男 発行 兜カ一総合出版
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