里山とは、人間が生活の糧を得るために開墾し維持管理してきた自然環境です。
農産物生産のための田畑、燃料を得るための薪炭林、建築材を確保するための植林・・・里山は、人々の生活と共に成り立ってきました。 人々の生活様式には、土地々の風土で様々な違いが見られます。

風土とは、住民の慣習や文化に影響を及ぼす気候・地質・地形。
風土によって育まれた人々の生活の中から生まれた里山は、私たちに先人たちの暮らしを教えてくれるメッセージボックスなのかもしれません。
その里山も、人々の生活の変化と共に大きく姿を変えつつあります。
今、全国各地で里山の価値を見直し、保存に努めていこうとする運動が広がってます。
ここでは、各地の様々な里山の姿と、その保存に努める活動を豊富な画像と共に紹介
します。
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