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甲殻類 テナガエビ科
テナガエビ Macrobrachium nipponense
確認日時:
2003年6月26日
報告者: kimi
確認場所:
東京都大田区田園調布本町 多摩川
メモ:
 多摩川の河口付近へ釣りに行ったときにテナガエビが採れたので紹介したいと思う。
 このテナガエビが釣れた環境の水深は1m近くあり、かなり深く、テトラポットが積み重ねられており、流れがよどんていた。一部の固体は多少、流れがあるところにもいた。河床は砂泥状で、マハゼやセイゴなどもいるため、海水が入り込んでくる汽水域だと思われる。
 テナガエビは、本州から九州にかけてと、韓国、台湾、中国などに分布しており、流れの緩やかな、池や湖、川の中流域から河口まで生息している。
 このとき釣った写真の個体は、卵を持っていた。この他にも大きな雄も釣れ、雄の体の大きさは雌の2倍以上あった。体の色は黒かった。


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