3月

4日(土)
探検隊下見・里山復元活動

 テーマ決めのために集まった3人であったが、今年は雨が降らずに カエルの産卵が遅くまたまたテーマ不足。多分この夜に雨が降るであろうという 天気予報に期待して山の中へ‥‥。
なんだか犬の鳴き声がうるさいナーと思っていたら銃声が!
そういえば、有害駆除のためイノシシ(イノブタ)狩りがあるということを思い出しましたが、 当然銃声なんて聞いたこともないものだからとても驚いた。 ハンターの人に聞いたところでは、この「横沢入」には11頭のイノシシが出現しているという。 昨年度まではなかったこと。やはりこれも、何らかの自然の継承かもしれない。 我々も10月頃から気づいてはいたけれども、地元の人たちにとっては畑は荒らされるし、 夜は怖いと言うことでとても大変な問題になっているとのこと。 考えてみれば当たり前のことなのだけれども、好きで、人里まで野生化したイノブタがおりるということは、 考えられずに、間接的な人災であると思います。
 午後は、里山復元活動。私はトンボ池の周りの草刈り。 ここは何年か前に「横沢入」の保護活動の象徴でもあったところ。 JRに測量という名目で水路を切られ荒れてしまった場所だけれども、やはり思い入れは高い場所。 明日のアカガエルの産卵場所の確保のためにも、もう少し何とかしたものだ。
また、実際に草を刈ってみて初めてわかるものだが、突然の大きな穴や落ち込みがあり、 遊びに来た子供たちが怪我をすることも心配だ。(夏にはマムシもでる)
 そういえば、明日の探険隊はどの様になるのやら‥‥‥

5日(日)
第24回 里山探検隊 by やっさん

待望の雨が前の夜に降り、朝現地に着いてみるとアカガエルの鳴き声が中央湿地に 響き渡っていました。まずはこれで一安心ということで、参加者全員でカエル探検。
ヤマアカガエルとニホンアカガエルの違いを卵痕で説明したり、親を捕まえて説明したりと大忙し。 この日特別参加の「武蔵野カブスカウト」の子供たちも引率の大人たちも大喜びでカエルを捕まえていました。
皆、湿地内を長靴を履いて歩き回ること離れていないので靴が脱げたり、 そのまま転んでしまって泥だらけになったりと大変な思いをしていたけれど、楽しそうだったから良かったのかな(?) 本心は隊長の私には分からない。きっと家に帰ってお父さんお母さんに怒られた子もいると思います。
 午後は、トンボ池の水たまりを少し増やしてあげてカエルの産卵できる場所を皆でつくってあげました。
 この日の参加者は、下は2歳の子供から70何歳のご高齢の方まで多種多様。皆が同じテーマでワイワイやれる ことは、とても楽しい。来年も探険隊頑張ります。



18日(土)
里山復元活動

 この日は、中央湿地の下流部分の水路を整地しました。
何人かで上と下から掘り、開通! いくら生物の宝庫の「横沢入」でも、水路をしっかりと確保してやらなくては 生き延びることはできません。耕作放置後何年も経過し、水路は滅茶苦茶になり 開放水面も今ではほとんどないという状況。
そこで、まずは安定した水路を。ということで里山遊志のメンバーが半年かけて 水路を一応復元したことになります。
後は、この水路の管理と、開放水面づくり。これがまた、大変!

24日(金)
オオタカ営巣調査

 今年も「横沢入」のオオタカ君が無事に繁殖活動をしてくれるかどうか。
営巣地に入り、巣の状況を見に行きました。
 「横沢入」と「坊平」の2カ所を見に行きました。

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