せいかいです!!

 そう、オオタカが一番よく食べるのは、ハトなどの鳥。

 おもな食べ物は、ドバト、ムクドリ、シジュウカラなどのカラ類、カケス、カラス類、キジバト、キジ、ヒヨドリ、クロツグミなど鳥類が90数%をしめています。
 リスやネズミなどの哺乳類は残りの数%で、例外的にヘビ類がまれにあるようです

ドバトを食べるオオタカ幼鳥
ドバトを食べた痕跡

 餌を採るときは、まず、見晴らしのいい高いところで獲物の様子をうかがいます。次に、見えにくい林の縁移動し、横枝にとまってまちぶせします。そして、近づいてきた鳥たちを襲うのです。また、見晴らしのいい高いところから直接、ハヤブサのように急降下して襲うこともあります。

 林の内で餌を採るときは、小枝の多い木の上のほうよりも、小枝の少ない木の下のほうで採ることが多いようです。また林縁から 200m以内の森林内が好適な生息環境といわれ、餌採りの多くがそこで行われていたとの報告もあるそうです。

見晴らしのいい高い場所から監視 見えにくい林の縁で待ち伏せ 獲物をGET!!





さあ次の問題!!


 オオタカが生きていくためにはどのくらいの生き物が必要でしょう?

 もし仮に、オオタカがシジュウカラばかりを食べるとします。シジュウカラはアオムシばかりを食べたとすると・・・、
 オオタカが一年間生きていくのに必要なアオムシは、いったい何匹ぐらいでしょうか?


1万匹



10万匹



100万匹



1億匹



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参考文献;
『猛禽類保護(もうきんるいほご)の進め方 (特にイヌワシ、クマタカ、オオタカについて)』 環境庁自然保護局野生生物課編発行 財団法人 日本鳥類保護連盟
『図鑑 日本のワシタカ類』  著者 盛岡照明・叶内拓哉・川田隆・山形則男  発行 兜カ一総合出版

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