『(仮称)オオタカ保護検討会 設立』にあたっての東京オオタカ保護連絡会の見解・要望を事業者として以下の内容で対応していきたいと考えております。
猛禽類保護の進め方の件
1.山一土地株式会社は、計画地隣接でのオオタカの生息について、「猛禽類の保護の進め方」に則って、検討会を立ち上げ、保護方策については検討会の意向によって作成、東京都に報告する。
 貴事務局の見解同様に考えています。
2.保護方策を考えるのであれば、最低でも2営巣期の調査の後、保護方策を検討会で検討の上、作成する必要がある
 
概調査期間の平成13年12月〜平成14年8月の期間に継続し、平成14年9月〜平成15年9月までの2営巣期を調査期間として進めます。
3.オオタカ調査期間中は、一切の工事を進捗させない旨、書面にて回答をすること。

 かねてから今後の調査期間の終了予定(H15.8月)以前に一日も早く開発許可を所得致したくご理解ご協力をお願い致しているところですが時期・内容にもよるところから検討会の中で諮って頂くよう考えています。
合同調査の件
1.合同調査のデータは、山一土地株式会社及び東京オオタカ保護連絡会両者が所有権を持つものとする
 
貴事務局の見解同様に考えています。(但し、データの公表については弊社の承諾を得るものとする)
2.データの整理取りまとめは、事業者が代表をして行い、コピーを直ちに東京オオタカ保護連絡会に渡すものとする。
 
貴事務局の見解同様に考えていますが、貴事務局が所有する当該地に関するデータは弊社に提供していただきたいと考えます。
3.データの解析・考察の発表に際し、意見の食い違いについては、事前に承諾をとり、両論併記で発表する
 
貴事務局の見解同様にデータの整理または解析等の発表に際しては、事前に協議のうえ結論をまとめる事としますが、意見があって記録に残す必要な内容については両論併記も必要と考えます。
検討会について
1.検討会は、環境省の「猛禽類の保護の進め方」に則って開催される。
 
貴事務局の見解同様に考えています。
2.検討会の構成メンバーは、オオタカの専門家(・・・・先生他)、地元NGOのオオタカの専門家の立場から東京オオタカ保護連絡会、地元NGO(日本野鳥の会奥多摩支部、西多摩自然フォーラムなど)で構成する。
 
検討会構成メンバーは、東京オタカ保護連絡会1名、オオタカの専門家として・・先生他1名の2名、検討会座長の計4名で構成したいと考えています。
3.事業者側は事務局として、検討会の議事をとり、議事録を公開とする。
 貴事務局の見解同様に考えていますが議事録の要請ならびに公開につきましては検討会の中で諮って頂くよう考えています。
4.検討会は、原則として一般公開とする。
 原則として貴事務局の見解同様に考えていますが、会場の都合等もありますことから検討会の中で入場者の制限も含め、諮って頂くよう考えています。
5.検討会は自由な発言を原則として、保護方策については、専門家,NGOの意見に従って決定される。

 貴団体の見解同様に考えています。
山一土地株式会社 青梅事業所
青文字は、保護連絡会の見解・要望 (保護連添付)、個人名削除

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