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調査期間と方法


調査方法

 現状水路図に従い調査ルートを設定,調査項目ごとに選出した任意の時間帯に,ルートを散策し,出現種,個体数,及び,地点の記録を行う。その時に発見した場所を地図にプロットしていく。


調査項目,期間


 19999年〜2001年までの3年間、以下の頻度において調査を行った。

上陸,生育センサス
4月下旬〜6月中旬までの夜間降雨日 19:30〜22:00
成虫カウント調査
99年は、6月中旬〜7月上旬まで期間に週1回程度 19:30〜21:30
00年,01年6月中旬〜7月下旬頃までの期間、同様に週1回程度
発生(産卵)調査
任意調査

調査の整合性について


調査結果の報告に入る前にいくつかお断りしなくてはいけないことがある。

      成虫カウントは定点調査が望ましかったが,調査員の人数などの問題もあり,ルートセンサスで行った。そのため時間帯によってカウントした数にひらきのある場所がある。

ルートの時間帯
19:45〜20:30ごろ 草堂の入り,下の川,中央下
20:30〜21:30ごろ 宮田,中央上,釜の久保,富田の入



 A     夜間の調査なので,ぬかるみのひどい場所や道がわかりにくい谷戸の奥などは,調査の範囲からはずした。

 
  B     調査地点の環境変化(維持管理作業)

 00年に倒木の整理や水路の復元などにより,99年には調査できなかった谷戸の奥や路などが調査範囲に加わった。

  C     調査方法の変化
 99年は初めての調査ということもあり、調査方針が定まっておらずデータ的に不足していた部分が見られた。00年には上で説明させてもらった維持管理作業も加わり、数の変化については99年のデータはその後の2年との比較は控えさせてもらった。(環境の変化などを比較するときなどは99年のデータも使った。)

 これらの問題点を踏まえた上で,これからの報告をお読みいただきたい。





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