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横沢入ホタル類調査

神山 浩紀



調査目的


 横沢入りは,数年前まで農作業をしていたが、今は休止しており休耕田だけである。しかし、小規模ながらも残っている止水域や水路、雑木林などでホタルは発生している。

横沢入りには,幼虫のときに水の中で生活する2種(ゲンジ,ヘイケ)と陸で生活する4種(ムネクリ、カタモン、クロマド、オバ)のホタルが,生息している。この中で里山の水田や水路、湿地との関わりの深い水生ホタルのゲンジボタルとヘイケボタルを調査の対象とした。

 調査では,水生ホタル類が生息するために最低限必要とする発生、生育、蛹化、各ステージの利用場所の確認と,環境要因との相関関係の把握,及び,横沢入り各水系での生息個体数の把握などを目的として行った。


目次

横沢入ホタル類生息状況
横沢入各谷戸の確認状況
各谷戸の環境とホタルの生息状況
ホタルの形態と生活史
調査方法と期間
横沢入ホタル調査結果〜ゲンジボタル
気温・水温と個体数の関係
横沢入の各谷戸の終齢幼虫個体数の変化
環境要素毎に見た終齢幼虫個体数の変化
上陸地点と植生との関係
上陸地点と土壌状態との関係
各谷戸の成虫個体数の変化
横沢入ホタル類調査結果〜ヘイケボタル
気温・水温と個体数の関係
横沢入の各谷戸の終齢幼虫個体数の変化
環境要素毎に見た終齢幼虫個体数の変化
上陸地点と植生との関係
上陸地点と土壌状態との関係
各谷戸の成虫個体数の変化
発生(産卵)調査
水生ホタル保全への提言(考察)
ゲンジボタル
ヘイケボタル
各種調査