11月2日(日)
里山探検隊 by 横沢入のクマ



 先月休んじゃったんで久しぶりの探検隊です。今日のテーマは、秋の草むら探検。少し枯れ始めた草の中にどんな生き物がいるかな〜?。

 最初に見つけたのは、大きなアオムシ。スズメガの仲間の幼虫だね。「草むらかきわけてるとなんだかいいにおいがするね」。においの元は、ハッカ。日本に自生するミントの仲間だよ。紫の花がかわいいね。
 「草についてる茶色い丸いのなんだろう?」それはね、クモの仲間の卵塊。中にクモの卵がいっぱい入っているんだ。クモの糸でできたゆりかごの中で寒い冬を越すんだね。
 「これ鳥の巣かな〜」。子供たちが見つけたのは、カヤネズミの巣。お椀型だね。この形は珍しいんだよ。よく見るのは、まん丸な巣だもんね。
 カヤネズミと鳥の巣を区別するときは、巣がついてる草をよく見るんだ。地面からはえてる草を裂いて巣にまいてたらカヤネズミの巣。全部他から運んで来た材料でできてたら鳥の巣なんだよ。

 今日の探検で、5つのカヤネズミの巣を見つけました。冬になったら大人のカヤネズミ探してみようね。

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